2010年10月25日月曜日

情報デザイン演習1(4回目)

来週は中間発表になります。

今日は最初に横溝先生の作品を見せていただきました。
webサイトの構造や、flashのしくみなど。

一個だけですが、授業でみたwebサイトのURLになります。

URL
www.Piumelli.com



授業の内容としては前回の課題だったシナリオを班内で発表しあったあと、今日はシャッフルディスカッションで他の班とも意見交換をし合いました。

シャッフルディスカッションとは、他のグループに行って、自分たちのグループのアイディアを説明して、他のグループの人にコメント(ポストイット)をもらって帰ってくると言うもの。

内容としては
・自分の名前とグループ名を紹介
・対象ユーザー
・コンセプト
・スケッチを使用してシナリオを発表
・コメントをもらう(新規性と魅力)






コンセプトの作り方

魅力性と新規性を大事に!

①対象ユーザーにとって魅力的なコンセプトであるか?
②これまでに新規性のあるコンセプトやデザインになりそうか?

※コンセプトは、フォトダイアリーとフォトエッセと繋がっているのか?
コンセプトは、ユーザーの言葉になっているのか?
コンセプトはだいたい5つぐらいを目標に



来週の課題。

来週は中間発表になります。
普段、授業を見てくれている山崎先生、横溝先生、中本先生はもちろんのこと、その他に企業の方が見に来て下さいます。


発表内容
1、パワーポイントによる発表(3分以内)
①テーマ、グループ名、メンバー名
②代表的なフォトエッセ
③代表的なフォトダイアリー
④フォトダイアリーとフォトエッセからの気づき
⑤デザインコンセプト(ユーザーにとって嬉しい価値)
⑥対象ユーザーとシナリオ
⑦シーンスケッチ
⑧プロダクトスケッッチ(数点あってもよい)

※パワーポイントは10ページ以内にまとめる

2、アクティングアウト
①プロダクトのペーパープロトタイプを使用
②背景にはシーンの写真を投影

※内容を理解してもらうのはもちろんのこと、見ている人に自分たちが考えたものの魅力を伝えることが一番。


ペーパープロトタイプの作り方。

①手書き、手作り、ラフに作る。
最初は、コンピュータを使用しない。定規もあまり使わない。

②まずはベースを作る。
ハードウェアの構造を作る。画面やwebサイトの背景をつくる。

③通常よりやや大きめにつくる
大きくつくることで分かりやすくなる。

④白黒はっきりつくる。
細いペンではなく、太いペンで書く。カラーはできるだけ使用しない。

⑤詳細は口で説明する。
細部にこだわらず大きな流れを大切にする。細部は口で説明する。

⑥部品、ポストイット、のり/ホチキス、を活用する。
それぞれの画面を作らず、部品をその場で動かす。







アクティングアウトの仕方

今回は1分以内で、シナリオに沿って演ずる。

①シナリオを確認する。
②分担する
・人間役(二人居る場合もある)
・PC操作担当
・司会担当
③ぺーパープロトタイプを準備
④みんなで練習する。
⑤恥ずかしがらずに役になりきる。
⑥PCで背景写真を見せる。

2010年10月18日月曜日

情報デザイン演習1(3回目)

最初に各班テーマを発表し合いました。

テーマがまだはっきりしてない班は早めにテーマを決めましょう。

2班:RPGを体験
3班:家から旅先までのプランを決める一つのドラマ
4班:ファッションと旅
5班:思い出に浸る
6班:景色から音を感じる
7班:服を快適に楽しく
8班:雨の中でも楽しく
9班:楽しく歩こう
10班:2度楽しむ
11班:夏を楽しむ
12班:健康と旅
13班:楽しく安全な山菜採り
14班:動きに音を付ける
16班:フォトとミュージック
17班:手軽に服のコーディネート
19班:みんなで飲もう
20班:友人と楽しく旅行する


※聞き間違え、班間違えがあるので確実ではありません。



前回の課題でもあったフォトダイアリーとフォトエッセについて班内でプレゼンし合い、その気づきをポストイットにまとめました。












ポイントとしてはポストイットには1つのコメントを書くと言う事。

ポストイットに書いた意見をグループ分けすると5〜6個のグループになります。

その気づきを利用してアイディア出しをしてみてください。


今回、班員が少なかった班が多かったので、メールアドレスなどをきちんと交換してお互い連絡を取り合って下さい。

班員が少ないところは申し訳ないですが、中間後に少ない人同士でグループを組み直してもらいます。

なるべく今のメンバーでやらせたいので、来ていない人に連絡をとってみて下さい。


次回のこと

次回はついにアイディア出しをします。
今回のフォトダイアリーとフォトエッセの気づきからアイディア展開していきましょう。


まず、プロトタイプを使うシーンを想定しまう。


シーンの書き方は
いつ、どこで、誰が
何のために
どのようないいことがあったかを文章で記述する


シナリオのポイントは、細かく書くこと。

例えば使う人の年齢や、使う曜日や時間。
細かく書いて下さい。


シーンができたら次はスケッチを描きます。

スケッチポイントとしては、サインペンで1枚の紙に1枚のアイディアをイラストや文字を使って書くといいです。


次週までの課題
1、各グループで、テーマに添った複数のシナリオを作る。
いろんなアイディアのシナリオがあるといい。

2、各グループで、そのシナリオに関連のあるアイディアスケッチを作る。
・ スケッチは各自3点以上は作る
・ スケッチはマーカーまたはサインペン(鉛筆、ボールペンはダメ)
・ スケッチはA4サイズ以上の白い紙に描く



基本この授業は課題ででたことに関して、次の授業で班ごとに話し合うので、課題はきちんと各自でやってきましょう。

情報デザイン演習1(2回目)


前回の宿題として出されたテーマシートを各班ごとに発表し合って、テーマを決定しました。

スケッチをたくさん書いたり、ポストイットを利用してコメントを書いたりしてアイディアを出し合ってます。






まだテーマの決まらない班はテーマが決まらないと、次回までの宿題ができないと思うので、班ごとに集まって早めにテーマを決めてしまいましょう。


作ったグループによっては、話した事の無い人だったり、元々仲の良かった人だったりすると思いますが、グループ活動はチームワークが大事です。
ぜひ一度、一緒にご飯を食べたり、メールアドレスを交換したりしてみて仲良くなってください。


次回の課題
1、各班ごとにテーマを決定する。
2、各自フォトダイアリーを作る。(模造紙も張りつけ)
3、各自フォトエッセを作る。(A3の紙に張り付け)
4、グループでテーマに関する、デザイン調査をする。
例:ユーザーへのインタビュー
関連のある場所に行ってみる・観察してみる。
関連のある資料を集める。

【フォトダイアリー】
期間:1日程度(30分置きに写真を撮影)
次回一覧できる様に掲示する予定。
(パワーポイントファイルの切り貼りでも可)
写真は20枚以上

【フォトエッセ】
道具:デジカメ+PC
表現:A3の紙に写真と文章を貼る。

一覧できる様に次回掲示します。

作業
テーマ:「旅している(移動している)時に幸せだと思う事」

フォト:与えられたテーマを表現する写真を1組撮る。(近めの写真と、引きの写真)

エッセイ:それらの写真にどういう意味があるか、簡潔な文章を用いて説明する。

米臨場感をだす為に、写真には自分も写りこんでください。


注意点

テーマが、自分にとってどのような意味を持つのか、深く写真と文章を反映させる。

文章を書くにあたっては、自分の撮った写真がどのようにテーマと結びついているのか、そしてどうしてそのシーンを選んだのかと言う点を含むようにする。


次回持ってきて欲しいもの・・・

宿題
ポストイット

2010年10月4日月曜日

情報デザイン演習1(1回目)

今日はガイダンスと言う事で、授業の大まかな説明とグループ決めをしました。

担当教員:山崎先生・中本先生・横溝先生の3人になります。

授業の内容としては、【魅力的なモバイルの体験のためのデザイン】を大きなテーマとして、旅を楽しくするデザインをいろいろな手法からプロダクトとインターフェースを制作して行きます。

この授業では手法を実践して行くので、手法の事に関してはこれの前にやっている『情報デザイン論』を履修するか、教科書になっている【情報デザインの教科書】を読んでみてください。


作業はグループで行います。
今日は4〜5人のグループを作って、担当を決めました。

担当:班長・副班長・プロダクト最終発表・インターフェース中間・最終発表

教科書について
教科書は以下のものを使います。
多分、購買で売っていると思うので買ってみてください。





タイトル:情報デザインの教室 仕事を変える、社会を変える、これからのデザインアプローチと手法
著者:情報デザインフォーラム 編 (情報デザインフォーラムの10人のメンバー)
発行元:丸善(株)出版事業部  
価格:2,940円(税込)

紹介:うれしい体験をつくることを「情報デザイン」と呼びます。「情報デザイン」とは情報技術を使った1つのデザイン領域ではなく、「うれしい体験のためのデザイン」です。様々なデザイン領域や仕事領域の基本となる概念です。
情報デザインによってうれしい仕事に変えることができます。情報デザインを活用して仕事のやり方を変えることで、お客様もうれしくなり、仕事の仲間もうれしくなり、自分もうれしくなります。この本は、情報デザインについての全容を知り、活用することができる本です。


ちなみに、9月18日(金)に津田沼校舎で行われた『情報デザインフォーラム』の方で、この本を制作した方たちの講演会がありました。
興味のある方は、山崎研究室のブログを読んでください。
たぶん、誰かしら感想を書いていると思うので・・・

http://kazkazdesign.blogspot.com/

↑山崎先生のブログから行けます。

来週までの課題:テーマ設定のためのテーマと、スケッチを準備(各自3枚以上)
・対象ユーザーの設定
・使う場所の設定
・使う目的の設定(どのようなモバイル体験なのか)
・それを考慮したシーンのスケッチ